ニキビ・肌荒れ生理不順・更年期障害

アトピー性皮膚炎に美容鍼灸って効果あるの?

皆様こんにちは

大阪市住之江区の美容鍼灸専門サロンハリアットです。

今回は症状の重軽度はそれぞれありますが
当院にも来られている方の中でアトピー性皮膚炎の方もいらっしゃいます。

そういった方にもアトピーについて色々なアドバイスをおこないます。
今回はアトピーについて皮膚科学の視点から
正しい知識とそれに対する美容鍼灸の有効性についてお伝えしたいと思います。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は子供の皮膚炎として昔からあるものですが
そのほとんどのものが思春期を過ぎたあたりで症状が軽減し
改善していくものが一般的でした。
しかし、1985年頃から思春期を過ぎても改善せずに
重症化したり、成人期や中高年期になって
初めて発症するもの、成人型アトピー性皮膚炎が増えてきました。
それに伴いその名前も多くの方に知れ渡る事になりました。

アトピー性皮膚炎の定義

アトピーの定義については日本皮膚科学会がまとめたものがあります。
アトピー性皮膚炎とは「増悪・寛解を繰り返す掻痒のある湿疹を
主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」とされています。

あまり明確な定義になっていないのは、症状や年齢差、好発部位が
個人差の大きい為です。
今回は特徴的な症状についてお伝えします。

・乳児期
主に顔面、頭部に赤く腫れた皮疹ができ、かゆみがあり
かきこわすとさん出し、びらんする。
頸部から体幹、四肢へと広がっていくのが特徴です。

・幼小児期
頸部、肘の内側、膝の裏側など、限られた部位に乾燥型の湿疹ができ
体幹、四肢には毛孔に一致した角化性丘疹がみられるようになります。

・成人期
当院に来られる方はこれに当てはまる方が多いのですが
乾燥型の慢性湿疹のような書状が広範囲に見られ、特に上半身は
症状が強い傾向があります。ときには全身が赤みを帯び
皮膚表面がフケのようにはがれ落ちる状態もみられます。

 

スキンケアと対策

アトピー性皮膚炎の患者様は肌のバリア機能が低下しているため
些細な事も刺激となります。適切なスキンケアによって皮膚を保護し
機能を正常に保つことは治療の補助手段としてとても重要です。

1 皮膚を清潔に保つ
皮膚表面に残った汗やよごれも刺激となります。
また細菌繁殖を抑える為にも皮膚は清潔に保たなければなりません。
よほど症状がひどい時を除いて、ぬるめの湯に毎日でも入浴することをお勧めします。

2 皮膚への刺激を避ける
スクラブ剤による洗顔、ピールオフタイプのパック、ボディブラシやナイロンタオルの
使用は、過敏になっている皮膚には刺激が強すぎるので避けた方が良いでしょう。
洗い方もゴシゴシ洗うのではなくやさしく、石けんをしっかり泡立てて
その泡でなでるようにして洗い、その後は洗浄成分がお肌に残らないようによく流しましょう。
使用する石けん、シャンプー、基礎化粧品などもなるべく低刺激性のものを選ぶと良いです。

3 不足する成分を補う
不足している油分、水分などは基礎化粧品を用いて補いましょう。
できるだけ皮膚の潤いを保つように心掛けてください。
化粧品やクリームの他に皮膚の保湿力を高める美容液やパックの使用も有効です。
しかし、過剰な使用や皮膚へ強く擦り込むようなことはかえって皮膚への
強刺激となる可能性があるので注意してください。

4 皮膚に栄養を与える
日頃から皆様は当然、メイクをして外出されることかと思います。
しかし、お肌にとってそれを落とす、メイク落としは
健康なお肌にとっては負担となります。
当然、湿疹のできている箇所へファンデーションを塗ると
症状が悪化してしまうのは当然ですね。
職業柄、メイクをしなければならない方も多くいらっしゃると思いますが
休日などはできるだけ基本的なスキンケアのみとして
お肌を休ませてあげることも大切です。
実際に、美容鍼灸を継続して受けられている方の中には
化粧をしなくてもお肌にキメやハリがでてきて
化粧を以前の半分ほどするだけでも自信をもって外出出来るようになった
という方もいらっしゃいます。

美容鍼灸でのアトピー性皮膚炎に対するアプローチ

アトピー性皮膚炎の方には美容鍼灸だけではなく
カラダの治療を合わせておこなうようにします。
東洋医学的診断方法で問診からお聞きした体の状態や
脈をみさせていただいて判断したないようから
カラダの五臓六腑の調整をおこないます。

さらにはタイプに合わせてプラスアルファの治療をおこなうことがあります。

・便秘タイプ
便秘により老廃物がたまり、皮膚症状をこじらせていることがあります。
そのため、デトックスを促し、熱を取るという治療をおこなう。
合谷というツボは大腸経の原穴で便秘にも効果的です。
大腸の募穴である天枢は消化器系全般に作用する。
支溝は上・中・下焦の気機を疎通・調整する為、便通をよくします。

・水分代謝不良タイプ
水分代謝が悪く老廃物が溜まり、皮膚症状をこじらせているため
水分代謝を改善させ、老廃物を排出しやすくさせてあげることが大切です。
豊隆は胃経のツボで胃の機能を調整する作用があります。
陰陵泉には脾の東洋医学的な機能を改善し余分な水分をカラダから出す
醒脾利湿作用があります。
また、肺経には風邪(ふうじゃ)を分散し熱を冷ます作用(疎風平熱)があり
これらも使用する場合もあります。

代謝が悪く、デトックスが必要な場合はデトックス治療穴の築賓というツボも用います。

以上のようにその方の体質やカラダの内側の問題により
皮膚症状が辛くなっている場合があり
当院でおこなう美容鍼灸ではお顔の問題だけでなく
その方のカラダの状態に合わせて治療を同時におこないます。

やはり、カラダの状態が良くなくては
お顔も真の健康的な状態に近づくのは難しいです。
「お顔はカラダの状態を映し出す鏡」という言葉があるように
カラダの状態を整えてお顔も綺麗にしていきましょう。

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